にしゆうブログ

広島在住の普通の会社員です。本、映画、使った商品などを紹介してます。

『海よりもまだ深く』撮影の美しさに感動‼

目次

 

 『海よりもまだ深く』(うみよりもまだふかく)は、2016年5月21日公開された日本映画。監督は是枝裕和。主演は阿部寛
団地を舞台に、売れない小説家の主人公と、団地に一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。こんなはずじゃなかったと今を生きる家族を映したストーリー[2]。
第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作品[3]。第26回フィルムズ・フロム・ザ・サウス映画祭(ノルウェー)でシルバー・ミラー賞(最高賞)[4]。
キャッチコピーは「夢見た未来とちがう今を生きる、元家族の物語」。

出典:Wikipedia

自称小説家の良多(阿部寛)の思ったようにいかない人生、まさに「夢見た未来とちがう今を生きる、元家族の物語」を描いた作品。

 

元妻の響子(真木よう子)に新しい恋人ができショックをうける良多。養育費の払えない状況で、頼るところは母親(樹木希林)。息子との買い物のあと、息子が会いたがっていると嘘をつき母親の家に向かう。台風の影響の影響で、迎えに来た響子も一緒に母親の家で一晩泊まることに。その夜、(元)家族が偶然の「家族時間」を過ごすことになる。嵐が過ぎれば元通りになることを知りつつ—―。

 

監督は『万引き家族』や『そして父になる』で有名な是枝裕和

2004年 巣鴨子供置き去り事件を題材にした『誰も知らない』で第77回アカデミー賞外国語映画賞など数多くの賞を受賞。審査員長のクエンティン・タランティーノにも絶賛され大きな話題に。

誰も知らない

 

そして父になる」で第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。

 

そして父になる

 

 

万引き家族」で第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルム・ドールを受賞。

 

万引き家族

他にも、「海街diary」や「三度目の殺人」などの作品で知られる映画監督です。

 

演者

篠田良多:阿部寛

白石響子(良多の元妻):真木よう子

篠田淑子(良多の母):樹木希林

中島千奈津(良多の姉):小林聡美

山辺康一郎:リリー・フランキー

町田健斗:池松壮亮

白石真悟(良多の息子):吉澤太陽

 

イトルの意味

 タイトルを見てなんとなく、愛情のことなのかなーと思って見てみると...

 

愛情のことでした!

 

まんまかよ!みたいな、裏切られたような残念な感じではなく、自然と内側に入ってくるような、スーっと体内に染み込んでいくような、そんな感覚ですかね。(伝わるわけねーなー)

 

木希林さんの演技

僕は樹木希林さんの演技が大好きです。

詳しいとかは全然ありませんが、書かせていただきます。

 

もし、自分が映画などの作品を作るとして、誰を起用したいかと考えたとき、一番に思いつくのはこの方だと思います。

ほかの方にはない独特な表現力、芸人さんでいうとブラマヨ吉田さんですかねー。

面白い芸人さんはたくさんいますが、他とは違う、周りとかぶらないところや独特の感性をもっているところが、樹木希林さんと被るがするんですよね。

 

話は脱線しましたがあの、自然で無骨な演技が今作でも光っています

決して上手な方だとは思いませんが、旦那さんのようなロックな演技だと思います!

 

枝監督の撮り方

是枝監督の作品は何作か見たのですが、正直好きではありません。

 

万引き家族』『誰も知らない』は面白かったですかねー。

 

ですが、撮り方が大好きです!

なぜか、他の監督の映像と比べて綺麗なんですよね。

 

アニメ映画で新海監督の作品は、明らかに綺麗で誰が見てもそう感じると思うのですが、是枝監督は汚い綺麗、薄暗い綺麗、自然の綺麗という、見たままの綺麗ではなく、押し付けのない綺麗というか、見た人の2割くらいが感じる綺麗なんですよね。

海街diary」なんかは普通に自然の映像が綺麗でしたけど、僕のいう自然はその自然ではないんですよねー。(これも伝わらねーなー)

 

海街diary

 まとめ

内容は暗いものではなく、ポップに描かれているため見やすいものになっています。

「みるぞー!」って力入れてみなくても、「風呂あがりにアイス食べながらみよー」でいいと思います。

 

もう見られない樹木希林さんの演技や、長々と説明した是枝監督作品の綺麗な映像を経験してみてください。わかっていただけたら嬉しいです。

また、是枝監督作品の名前を何個か書きましたが、どの作品も美しいので、是非見てみてください!

 

この記事を投稿した現在では、この記事で紹介した作品がすべてアマゾンプライムで無料視聴できます。

 

 

海よりもまだ深く

海よりもまだ深く

  • 発売日: 2016/11/25
  • メディア: Prime Video